- HOME>
- 甲状腺疾患とは
こんなお悩みはありませんか?
- なんとなく体調がすぐれない
- 疲れやすく、休んでも回復しない
- 動悸や息切れが頻繁に起こる
- 体重が急に増えたり減ったりする
- 髪の毛が抜けやすく、皮膚が乾燥する
- 暑がりまたは寒がりが極端になった
- 眠れない、または日中に眠気が強い
- 記憶力が低下し、集中力が続かない
- 手足が震えたり、筋力が低下したりする
- 甲状腺の腫れや違和感を感じる
こうした症状がある方は、甲状腺の異常が原因かもしれません。おおしま糖尿病・甲状腺クリニックでは甲状腺疾患の診断・治療をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
甲状腺とは?

甲状腺は、首の前側に位置する小さな臓器で、生命維持に欠かせないホルモンを分泌します。甲状腺ホルモンは全身の代謝をコントロールし、体温調節、心拍数、エネルギー消費、筋肉や神経の働きに影響を与えます。そのため、甲状腺の異常は全身にさまざまな症状を引き起こし、病気の原因がわからず「なんとなく調子が悪い」と感じることが多くなります。
甲状腺疾患は特に20代から50代の女性に多く見られますが、男性にも発症します。バセドウ病や橋本病は自己免疫疾患に分類され、自己免疫の異常が甲状腺機能に影響を与えることで発症します。
甲状腺疾患の種類と症状
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、体の代謝が異常に活発になります。放置すると心臓や骨に負担がかかり、深刻な健康問題を引き起こすことがあります。
主な症状
- 脈が速くなる(動悸や息切れが起こりやすい)
- 体重減少(食欲があるのに体重が減る)
- 手足の震え(字が書きづらくなる、箸が使いづらくなる)
- 発汗の増加・暑がり(少しの運動でも大量の汗をかく)
- 眼球突出(目が大きく見えたり、まぶたが腫れる)
- 疲れやすい・イライラする(情緒不安定になりやすい)
その他の症状
- 眠れない、微熱が続く
- 口が渇く、髪の毛が抜ける
- 排便の回数が増える(下痢気味)
- 甲状腺が腫れて首元が太くなる(甲状腺腫)
症状を放置すると…
- 心不全や骨粗鬆症を引き起こすリスクが高まる
- 甲状腺クリーゼ(命に関わる急激な代謝異常)が起こることがある
甲状腺機能低下症(橋本病)
甲状腺ホルモンが不足すると、新陳代謝が低下し、体の機能が鈍くなります。適切な治療をおこなわないと、むくみや冷え性、倦怠感が悪化し、日常生活に支障をきたします。
主な症状
- 気力がなくなる
- 慢性的な疲れ
- むくみがひどい(特に顔やまぶた、全身に及ぶ)
- 寒がりになる(冬でなくても冷えを感じやすい)
- 体重が増えやすい(食生活が変わらなくても太る)
- 動作や思考が鈍くなる(言葉が出にくい、判断力が低下する)
- 眠気が取れない(日中も常に眠い)
その他の症状
- 記憶力の低下、物忘れが増える
- 便秘になりやすい
- 声がかすれる、低くなる
- 皮膚が乾燥する、髪の毛が抜けやすくなる
- 発汗が減る、筋力が低下する
- 脈が遅くなる、生理不順が起こる
症状を放置すると…
- 甲状腺機能がさらに低下し、粘液水腫(命に関わる浮腫)を引き起こすことがある
- うつ病と誤診され、適切な治療を受けられないケースもある
甲状腺の病気は他の病気と勘違いされやすい
甲状腺疾患は、症状が多岐にわたるため、次のような病気と診断されることがあります。しかし、甲状腺疾患と正しく診断され、適切な治療を受ければ、健康な人と同じように運動、仕事、妊娠、授乳なども問題なくおこなえるようになります。治療しているのになかなかよくならないなどのお悩みをお持ちの方は、一度甲状腺検査をおすすめします。
甲状腺疾患の症状 | まちがわれやすい病気 |
---|---|
多彩な症状 | 自律神経失調症、更年期障害 |
だるさ・無気力 | うつ病 |
動悸・息切れ | 心臓病 |
体重減少 | がん |
むくみ | 腎臓病 |
肝機能障害 | 肝臓病 |
かゆみ | 蕁麻疹 |
高血糖・尿糖 | 糖尿病 |
血圧の上昇 | 高血圧 |
物忘れ・ぼんやりする | 認知症 |
「なんとなく体調がすぐれない」「疲れが取れない」と感じる方へ
「最近、体がだるい」
「いつも疲れている」
と感じませんか?
その症状は甲状腺の働きが
関係しているかもしれません。
当クリニックでは、甲状腺専門医による詳しい検査をおこなっています。検査結果はその日のうちにお知らせし、患者さまお一人ひとりの状態に合わせた治療プランをご提案いたします。
体調の不安を感じられましたら、ぜひ一度おおしま糖尿病・甲状腺クリニックに、お気軽にご相談ください。