- HOME>
- 市民健診・予防接種
特定健診・茨木市民健診

健康を維持し、生活習慣病を予防するためには、定期的な健康診査が重要です。特定健診では、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病のリスクを評価し、メタボリックシンドロームの早期発見に努めます。自己の健康管理のためにも、積極的に受診しましょう。
持参するもの
- 健康保険証
- 特定健康診査受診券 または 後期高齢者医療健康診査受診券
- 茨木市各種がん検診お知らせハガキ
茨木市特定健康診査
対象者
2024年4月1日から健診受診日までに、加入している医療保険の異動がなく、かつ2024年4月1日~2025年3月31日の間に40歳~75歳になる方
※健診日に75歳を迎えている方は対象外
受診券
4月下旬~5月中旬に加入している医療保険者から封書で郵送されます。
検査内容
- 問診
- 理学的検査
- 血圧測定
- 身体計測
- 尿検査
- 血液検査
必要に応じて貧血検査、心電図検査、眼底検査(希望により心電図検査受診可0円)
費用
0円(茨木市国民健康保険に加入の方) ※免除なし
後期高齢者健康診査
対象者
大阪府後期高齢者医療広域連合の被保険者(75歳以上)
検査項目
- 問診(服薬歴・喫煙歴等)
- 身体計測(身長・体重・BMI)
- 理学的検査(身体診察)
- 血圧測定
- 血液検査(肝機能・脂質・血糖・貧血)
- 尿検査(尿糖・尿蛋白)
- 心電図検査
費用
無料
受診期間
受診券を受け取ってから年度末(3月31日)まで(年度中1回)
※3月に75歳になる方は4月以降に受診可能
がん検診・肝炎検診
がん検診は、がんの早期発見・早期治療を目的としておこなわれます。定期的に受診することで、症状が出る前に異常を発見し、適切な治療につなげることができます。以下の検診が受診可能です。
胃がんリスク検診
対象 | 30・35・40・45・50・55・60・65・70歳の方 |
---|---|
検査方法 | 血液検査 |
費用 | 400円 |
特徴 | 血液中のピロリ菌感染の有無や胃粘膜の状態を調べ、胃がんのリスクを評価します。胃がんの予防としても重要な検査です。 |
胃がん検診について
当クリニックでは、胃カメラ(内視鏡)による検査やバリウム検査は実施しておりません。
検査をご希望の方は、茨木市保健医療センター(電話:072-625-6685)までお問い合わせください。
肺がん検診
対象 | 40歳以上 |
---|---|
検査方法 | 問診・胸部X線検査(必要に応じて喀痰検査) |
費用 | 300円(喀痰検査を行う場所は+200円) |
特徴 | 胸部X線検査によって肺の異常を確認します。特に喫煙歴のある方は、肺がんのリスクが高いため、定期的な受診をおすすめします。 喀痰検査は、50歳以上で「たばこ指数※」が600以上の方、または6か月以内に血痰のあった方が対象となります。 |
※たばこ指数=「1日の喫煙本数×喫煙年数」
大腸がん検診
対象 | 40歳以上 |
---|---|
検査方法 | 問診・便潜血検査(2日法) |
費用 | 300円 |
特徴 | 大腸がんの初期は自覚症状が少なく、便潜血検査によって早期発見が可能です。便に血液が混じっていないかを調べ、大腸の異常を見つける検査です。 |
前立腺がん検診
対象 | 前立腺の治療をしていない55歳以上の男性 |
---|---|
検査方法 | 問診・PSA(前立腺特異抗原)検査 |
費用 | 300円 |
特徴 | PSA検査は血液検査で前立腺がんのリスクを評価します。前立腺がんは進行が遅いものが多いため、早期発見が重要です。 |
肝炎検診
対象 | 肝炎検診を受けたことがない40歳以上の方 |
---|---|
検査方法 |
|
費用 | 300円 |
特徴 | B型・C型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査です。肝炎ウイルスは長期間無症状のまま進行し、放置すると肝硬変や肝がんのリスクが高まるため、早期検査が重要です。 |
心電図検査
対象 | 40歳以上 |
---|---|
費用 | 100円 |
特徴 | 心臓の電気的な活動を記録し、不整脈や心疾患のリスクを確認します。高血圧や動悸・息切れが気になる方におすすめの検査です。 |
予防接種
インフルエンザワクチン
対象 | 小学生以上~高齢者(65歳以上は公的助成あり) |
---|---|
接種回数 | 1回(小児や基礎疾患のある方は2回接種を推奨) |
効果 |
|
注意点 |
|
肺炎球菌ワクチン(成人用)
対象 | 65歳以上、慢性疾患(COPD、糖尿病、心不全など)のある方 |
---|---|
接種回数 | 1回(5年以上の間隔を空けて再接種可能) |
効果 |
|
注意点 |
|
新型コロナウイルスワクチン
対象 | 13歳以上(65歳以上は公的助成あり) |
---|---|
接種回数 | 年1回(変異株に対応したワクチンが推奨) |
効果 |
|
注意点 |
|
麻疹・風疹(MR)ワクチン
対象 | 未接種の成人、妊娠を希望する女性、妊婦の同居家族 |
---|---|
接種回数 | 1~2回(公的接種の対象年齢により異なる) |
効果 |
|
注意点 |
|
B型肝炎ワクチン
対象 | 医療従事者、感染リスクのある方(家族にB型肝炎ウイルス保持者がいるなど) |
---|---|
接種回数 | 3回(初回、1か月後、6か月後) |
効果 |
|
注意点 |
|
予防接種後の注意事項
予防接種は感染症の発症や重症化を防ぐために大切ですが、接種後の体調管理も大切です。接種後は、次の点に注意して安全に過ごしましょう。ご不明な点は、おおしま糖尿病・甲状腺クリニックまでお気軽にご相談ください。
接種後の体調変化に注意
ワクチン接種後、免疫反応により発熱や倦怠感、接種部位の腫れや痛みなどの副反応が出ることがあります。特に接種後30分間は急なアレルギー反応(アナフィラキシー)が起こる可能性があるため、院内で安静にし、体調の変化をよく観察してください。接種後24時間は副反応が出やすいため、発熱や頭痛、関節痛などが続く場合は医師に相談しましょう。
激しい運動は避ける
接種当日は、ジョギングや筋力トレーニングなどの激しい運動を避けましょう。体に負担をかけると、副反応が強く出る可能性があります。翌日以降も体調に応じて、徐々に運動を再開してください。
接種部位をこすらない
入浴は可能ですが、接種部位を強くこすったり、長時間の入浴やサウナを利用したりすると、腫れや痛みが悪化することがあります。ぬるめのシャワーで済ませるのが理想的です。
飲酒を控え、水分補給をしっかり
アルコールは血流を促進し、副反応を悪化させる可能性があります。接種当日は飲酒を控え、水やお茶などの水分補給を心がけましょう。
他のワクチン接種との間隔を守る
異なるワクチンを接種する場合、一定の間隔を空ける必要があります。不活化ワクチン(インフルエンザ、日本脳炎、肺炎球菌など)は翌日から他のワクチン接種が可能ですが、生ワクチン(麻疹・風疹、水痘、おたふくかぜなど)は次の生ワクチン接種まで27日以上空ける必要があります。
健康診断や予防接種は、病気の予防や早期発見に役立つ重要な手段です
おおしま糖尿病・甲状腺クリニックでは、一般的な健康診断だけでなく、甲状腺疾患を含む内分泌系の異常にもご対応し、専門医が総合的な健康管理をサポートします。健康維持のためにも、定期的な検診を受け、少しでも気になる症状があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。
また、予防接種後や健診結果に不安がある場合は、気になる症状を見逃さず、早めにご相談ください。
異常が見られた場合の対応
ワクチン接種後、以下のような症状が現れた際には、速やかにおおしま糖尿病・甲状腺クリニックまでご連絡ください。
- 38.5℃以上の高熱
- 接種部位の激しい腫れ
- 呼吸困難、じんましん、動悸 などのアレルギー症状
- 意識の混濁やけいれん