ウロリフト（UroLift）は、アメリカで開発された前立腺肥大症の新しい低侵襲手術治療法です。この治療法は、尿道を圧迫している前立腺の組織をインプラントで引き上げ、尿の通り道を確保することで排尿障害を改善します。以下にウロリフトの特徴や利点をまとめます。
ウロリフトの特徴
1. 低侵襲性
ウロリフトは切開や加熱を伴わないため、組織へのダメージが少なく、回復が早い治療法です。
2. 性機能の温存
従来の手術と異なり、性機能への影響が少ないとされています。
3. 短時間の処置
手術時間は約30分程度で、日帰り治療が可能な場合もあります。
4. 迅速な効果
治療後すぐに症状の改善が期待できます。
メリットと注意点
メリット
短期間での回復、性機能の温存、再発率の低さなどが挙げられます。
注意点
術後に一時的な血尿や排尿時の違和感が生じることがありますが、通常は数日で改善します。
おおしま糖尿病・甲状腺クリニックの副院長は、ウロリフト治療認定資格を有しており、患者様の個々の症状や状態に合わせた治療プラン（ウロリフト施行可能な病院への紹介）を提案させていただくことが可能です。
排尿の勢いが弱い方、排尿までに時間がかかる方、頻尿や残尿感で悩んでいる方、特に薬物療法で効果が得られなかった患者さんや、従来の手術に抵抗がある方にとって有効な選択肢となり得ます。詳細については、茨木市の「おおしま糖尿病・甲状腺クリニック」泌尿器科専門医に相談することをお勧めします。